このような疑問にお答えします。
この記事の内容
- 入居1年間で起こった出来事
- その時ボクが感じたこと
- 人間関係の変化
書いてる人の自己紹介
シェアハウスアドバイザーの「KOTARO」です。
ボクはフリーWEBデザイナーとして活動しながら、5年間の実体験をもとに、シェアハウスアドバイザーとして「物件の提案」や「住人のサポート」を行っています。
そんなボクが「シェアハウスの体験記」を書いていきます。
シェアハウスへ入居する経緯
ボクがシェアハウスを選んだ理由は
『友だちがほしい』
という思いからでした。
上京して4年。知り合いも友だちもいなかった当時のボクは、人とのコミュニケーションが欲しくてシェアハウスを選びました。
「シェアハウス暮らし」という選択は、仲間もたくさん増えていろんな経験ができたのでボクは大いに満足しています。
入居した当初
20名が収容できるシェアハウスで、ボクは6番目のメンバー。オープンから1ヶ月ほど経っていました。
20名規模で6名しかいないので、共有スペースは広々というよりガラーンとした感じ。リノベーションしたばかりのオシャレな内装にときめいていました。
住人との関係はというとはじめから「概ね良好」。ただ一人だけ苦手な人がいました。
シェアハウスの中心になっていた『破天荒キャラの女子(以後、破天子)』。
誰に対しても上から目線。声がデカくいつも自分の話ばかりしているので、彼女がいると他の住人と普通の会話ができないのが困りました。
入居から2ヶ月
新しい入居者も増えないまま、初期メンバー6名の状態は2ヶ月続きました。『破天子』は相変わらずでしたが、他の住人との交流を増やすべくイベントごとにはできるだけ参加するように心がけました。
2ヶ月を過ぎたあたりから、4名ほど新しい入居者が増えてきました。
10名となったシェアハウス。6名だった頃とは人間関係がかなり変わりました。
まず「10名いたら1〜2名は欠席がいる」ということ。これにより、イベントに参加する、しないを選択できるようになって気が楽になりました。
それともうひとつ。シェアハウスの初期メンバーはワクワクした高揚感と新しい仲間との出会いに、少し浮かれてるところがありましたが、新しい入居者が入ることにより落ち着きを取り戻すことになりました。中心人物だった『破天子』は、その高圧的な態度ゆえ「空気を読めないうるさい住人」として新しい入居者からは受け入れられず、シェアハウス内で少し浮いた存在となりました。
入居から6ヶ月
さらに人が増えて合計12名。6ヶ月目にして早くも仲間とのお別れがやってきました。仲の良かった初期メンバーの一人が出ていくのを知ったのは退去前日。友人を無断宿泊させたことで管理会社とモメていた彼は、まともに話しを聞いてもらえない管理会社の対応に不信感を抱き、退去する決断をしました。
彼が不在となることでボクだけでなく初期メンバーが感じる別れの喪失感は大きかったです。『破天子』はさらに数カ月後に退去していきました。
入居から9ヶ月
9ヶ月目にしてはじめての大きな事件。
きっかけは些細なできごとでした。
A子『おにぎり余ったから、みんなで適当に食べてね』
B男『ありがとう』
数時間後
B男『おにぎり食べて良いってさ』
C子『サンキュー』
さらに数時間後
A子『あれ?わたしのおにぎりは?』
C子『ごちそうさまでした!』
A子『なんで勝手に食べたの?』
C子『え?』
3者のどこかで聞き間違いがあったのだと思います。真実はよく分かりません。結果としてこれが2人の大ゲンカとなりました。
『キッチンが片付いていないから料理できない』『住人は誰も自己管理できていない』など、学級委員のグチっぽい発言が目立っていたA子(以後、委員子)は新しく入居してきた妹キャラの女子大生のC子(以後、妹子)に対して以前から不満を漏らしていたようです。
日頃の鬱積した不満がこの日、妹子に爆発したのでしょう。
入居から12ヶ月
B男(以後、聞き違い男)も『自分が悪かった』と妹子を擁護するも虚しく二人は決別。そのうち委員子は他の住人に対しても敵視するようになり、ヒステリックに不満をぶつけるようになり、挙げ句の果には全員を無視するように。
そして委員子はシェアハウス内で孤立。
こうなると他の住人も委員子を放っておくしかありません。
二人のケンカでシェアハウス内の雰囲気は悪化。
こんなかんじで1年目は過ぎていきました。出会いもあれば別れもあり、苦手な住人と暮らす息苦しさも住人同士のケンカで苦労した経験もありました。次は2年目の出来事を書いていきます。
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