このような疑問にお答えします。
この記事の内容
- 入居3年目に起こった出来事
- その時ボクが感じたこと
- 人間関係の変化
書いてる人の自己紹介
シェアハウスアドバイザーの「KOTARO」です。
ボクはフリーWEBデザイナーとして活動しながら、5年間の実体験をもとに、シェアハウスアドバイザーとして「物件の提案」や「住人のサポート」を行っています。
そんなボクが「シェアハウスの体験記」を書いていきます。
シェアハウス1〜2年目のおさらい
『友だちがほしい』
上京して4年間を孤独に過ごしたボクはシェアハウスへ入居を決意。苦手な住人に戸惑うも、仲間も増えてシェアハウスの生活を満喫。そんななか、些細なことで住人同士のケンカが勃発。他の住人を巻き込みハウス内の空気は悪化していくが、二人が退去することによりトラブルは終結。
その後シェアハウス住人の入退去が活発になり、人数も定員の20名に達する。入退去によって移りゆく人間の相関図に戸惑いつつも、初期メンバー同志、コミュニティの良好な関係性のためにエネルギーを注ぐ。しかしその初期メンバー同士の三角関係が原因でハウス内の大きな事件に発展する。この事件も入居者の退去で終結。
詳しくはこちら↓
【体験記 その1へ】
【体験記 その2へ】
入居から26ヶ月(退去を考える)
またひとり、初期メンバーが『2年間経ったから』という理由で退去していきました。彼もまたボクにとって親しい友人でもあったので大きな喪失感はありましたが、6ヶ月目の彼の時とは別れの質が違いました。
意外なことに、以前より寂しい気持ちがしないのです。
今まで2年以上のシェアハウス生活の中で、たくさんの同居人を送別しました。そのなかで気がついたことは、退去後も友人との関係は続いていくのだという安心感でした。何十人もの同居人を見送った経験が、その後も友人関係は続いていくという確信に変わりました。
そんななか、
『もうそろそろ自分も退去しようかな』
そんな気持ちが芽生え始めていました。
でも残念ながら恋人いなかった(泣)ので、引越し先もシェアハウスを想定していました。
ひとり暮らしに戻るつもりはありませんでした
入居から30ヶ月(つぎもシェアハウス)
コストコ、バーベキュー、海、送別会、誕生日会、歓迎会…。
シェアハウスでの暮らしは相変わらず充実していたものの、あいかわらず物足りなさも感じていました。
初期メンバーという圧倒的優位な立場で新入居者を迎えることに対しての違和感もありました。いつも同じようなメンバーに囲まれて安心しきっている自分にも満足できませんでした。
『もっと交友を広げたい』
以前から気になっていた超大型シェアハウス。職場からも近くオープンしたばかりの物件。このシェアハウスに住めばもっと交友が広がるかも知れないと思い、移転することに決めました。
入居から32ヶ月(退去)
飲み会&食事会、ひと言コメント、サプライズの寄せ書き(もう驚きもしないのですが)
回数を重ねるごとに形式張ってくる送別会というイベント。
ボクの送別会も非常にあっさりしたものでした。
『KOTAROが引っ越すシェアハウスにも遊びに行きたい!』
『シェアハウス間合コンしようぜ!』
ボクにとっての3年間。いろんな思い出があります。
3年と言えば中学生は高校へ、高校生は大学へ進学するほどの期間。
涙の送別会になるかと思えば、あっさりした送別会。
でもそれは、『僕らの関係が続いていく確信があるから』だと分かっているので不思議と寂しい気持ちはありませんでした。
冗談を言いながら同居人とお別れをして、次のシェアハウスへ。
まとめ | シェアハウス年代記
いかがでしたか?
この記事に書いているトラブルはごく一部で、実は『器物破損』『盗難』『近隣からのクレーム』『金銭トラブル』など、あげればキリがないほどいろんなことがありました。
ただそれでも『シェアハウスで暮らしてよかった』と思えるのは今も続いている仲間の存在が大きいです。
先日シェアハウス住人同士の結婚式があり、歴代シェアハウスメンバー数十人が勢揃いしたのですが、同級生というより離れて暮らす兄弟や親戚みたいな親しみがありました。
シェアハウスで暮らすか迷っている方へ、シェアハウスの暮らしぶりを伝えるために年代記を書いてみました。