
このような疑問にお答えします。
この記事の内容
- コミュニケーション能力とは
- コミュ力が身につく物件・身につかない物件
- コミュ力が身につく過ごし方
書いてる人の自己紹介

シェアハウスアドバイザーの「KOTARO」です。
ボクはフリーWEBデザイナーとして活動しながら、5年間の実体験をもとに、シェアハウスアドバイザーとして「物件の提案」や「住人のサポート」を行っています。
そんなボクが「シェアハウスのコミュニケーション能力」について解説していきます。
コミュニケーション能力とは
最近、よく耳にするようになった「コミュニケーション能力」。
コミュニケーションが苦手な人を「コミュ障」なんて呼ばれるようになりました。
近年では、人事採用を行う企業が人材に求める能力としてコミュニケーション能力を重要視しています。
日本経済団体連合会の「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によると企業が採用選考時に重視する要素でコミュニケーション能力は16年連続で第1位という結果です。
主体性、チャレンジ精神、協調性、誠実性よりもコミュニケーション能力が求められているのはそれだけこの能力が不足していると認識されているからでしょう。
そもそも、コミュニケーション能力とはいったいなんでしょう?
日本コミュニケーション能力認定協会によると、コミュニケーション能力は以下の3つの要素に集約されます。
- 聴く力
- 伝える力
- 人の気持ち(心理)を汲み取る力
これらは、生まれ持った容姿や才能、性格といった先天的なものではなく、人との信頼関係を築く方法を知っているかどうかなのです。
コミュニケーション能力は、適切なスキルを身につけて、日常の人間関係の中で実践していくことで確実に磨かれていきます。

コミュ力が身につく物件・身につかない物件
一括りにシェアハウスと言っても、いろんなシェアハウスがあります。そんな中で、どんなシェアハウスを選べばコミュニケーション能力が身につくのでしょうか?
結論から言うと、中規模(20人以下)の比較的新しいシェアハウスがオススメです。
コミュニケーション能力は実践することで磨かれていくものです。
住人同士の交流が少ないシェアハウスや、同じグループや派閥作っているようなシェアハウスでは、コミュニケーションの実践機会が少ないです。
大型シェアハウスの場合、派閥ができやすく、人間関係が希薄になりやすい傾向にあります。
イベント時だけの交流で満足する人や、プライバシーを尊重したい人には大型シェアハウス向きですが、コミュニケーションの実践機会は少ないかもしれません。
また、比較的新しいシェアハウスをオススメする理由は、住人同士の人間関係が未成熟なので、コミュニケーションが活発になりやすいからです。
コミュ力が身につく過ごし方
人事採用を行う上でもっとも重視されているコミュニケーション能力。
シェアハウス物件を選んだあとはいよいよ実践です。
コミュニケーション能力を上げるシェアハウスの過ごし方について解説します。
あいさつを欠かさない
あいさつはコミュニケーションの基本です。
「おはよう」「ありがとう」「おやすみ」「おかえり」「ただいま」など、共同生活をするシェアハウスではあいさつのタイミングは頻繁にあります。
日常的なあいさつができないと、相手に与える印象は悪くなり、関係が悪化します。
あいさつは小さくとも最も重要なコミュニケーションです。
積み重ねることで、相手との信頼関係が生まれます。
「相手が電話中だから」
「誰かと会話中だから」
「無視されたから」
このような言い訳は不要です。クドいかもしれませんが、本当にとても重要なことなので何度も書きます。あいさつは減りません。ケチる必要はないです。どんな相手でもどんな状況でも積極的にあいさつしていきましょう。
興味を持って相手の話しを聞く
コミュニケーションの方法には、大きく分けて2つの表現があります。
- バーバル表現 言語
- ノンバーバル表現 非言語
バーバル表現は会話や読み書きなど言語化するコミュニケーションです。
それに対して、ノンバーバル表現とは視線や表情やジェスチャーで読み取る非言語コミュニケーションことです。
相手の話しを聞きつつ表情を観察することで、人の気持ち(心理)を汲み取る力、つまり「空気を読むチカラ」が鍛えられます。
そもそも、
「うまく話しがまとまらない」
「面白い話しができない」
というような悩みは見当違いかもしれません。
コミュニケーション能力は話術とは異なります。がんばって積極的に話しかけて、面白い話しで笑わせる必要はありません。
むしろ、相手はあなたの「面白い話し」よりも「自分の話しを聞いて欲しい」かもしれません。
人は誰でも認められたいという承認欲求があります。興味を持って自分の話しを聞いてくれる相手には好意的に感じるものです。
コミュニケーション能力を鍛えるには、自分が一步引いて抑えるのも大切です。
相手に合った話題を考える
よく相手の話しを聞くことで、徐々に相手への興味、個性、自分との共通点などが分かってきます。
「そう言えば、バイトの面接どうだったの?」
「美味しいラーメン屋見つけたよ」
「このまえオススメしてくれた映画、マジで泣けたわ」
など、相手との会話の中で気付いた共通点を話題にすることで、話しが膨らみます。
もしも相手とのコミュニケーションが苦痛ならムリをする必要はありません。
しかし、自分と近い存在よりも、むしろ遠くのいろんな人と交流することでコミュニケーション能力は高めることができるはずです。
まとめ | シェアハウスでいろんな人とコミュニケーションをとろう!
いかがでしたか?
良くも悪くもいろんな人がいるシェアハウス。コミュニケーション能力を鍛えるには絶好の機会です。
人間関係の辛さもトレーニングと考えることで、誰とでも仲良くなれるチカラが養われるかもしれません。