こういった不安を持っている方へ自分の考えをお伝えします。
“この記事の内容”
- ルームシェアとシェアハウスの違いとは?
- 他人と暮らすより、友達同士と暮らす方がうまくいくはず?
- ルームシェアには共同生活で大切なものが欠けている
書いてる人の自己紹介
この記事を書いているボクは、5年間で3件のシェアハウスで暮らしてきたシェアハウス経験者です。
また、学生時代の友達と3人で、3ヶ月間、ルームシェアをしたこともあります。
ルームシェアというより、友達の家を間借りしていました・・。
そんなボクが、ルームシェアとシェアハウスの違いと、共同生活で不可欠なことを解説します。
まずはルームシェアとシェアハウスの違いを解説します。
シェアハウスというのは、「一軒の住居を共有する」スタイルの通例です。
リビングやシャワールーム、キッチン、トイレなどの設備を、他の人と共有スペースとして利用することになります。
ここまではシェアハウスもルームシェアも同じですね。
シェアハウス:それぞれの住人が管理会社と契約する
もともとシェア目的で設備投資されていて、管理会社が営利目的で住人を募集することになります。
なので、他人と共同生活を送ることになりますね。
ルームシェア:賃貸物件をひとりが契約し、他の住人が間借りする
ひとりが借り主となって複数の仲間でシェアすることになります。
こちらは友人や同僚などと共同生活を送ることになりますね。
これらがルームシェアとシェアハウスの大きな「違い」となります。
ポイントは以下の2点です。
- 契約が違う
- 共同生活を送る相手が違う
友達とルームシェアした方が絶対うまくいく!の誤解
当然ですが「友達どうしで暮らすルームシェアの方がうまくいく」って思いますよね?
でもボクは、共同生活に必要な要素が3つあると思っていて、ルームシェアだと条件を満たすことが難しいと考えています。
共同生活で欠かせない3つの要素
共同生活で必要不可欠な要素はこちらです。
①バランスの取れたハウスルールがあること
どんな相手と暮らすにしろ、価値観や習慣の違いは必ずあります。お互いが暮らしやすいように、ルールは必ず必要ですね。
例えばサッカーの試合でも、ファウルを判定するために審判がいますが、ルールを判断するために、プレイヤーが多数決しててもラチが明かないですよね?
ルームシェアとシェアハウスでもトラブルは必ず起きます。
プレイヤーである自分たちでは解決できないトラブルも多々あります。
②ルールを守る信頼関係があること
ルールは作るだけでは意味がありません。お互いがルールを守るという信頼関係が必要です。
シェアハウスの場合は管理会社の「入居審査」や「賃貸契約」という部分で信頼関係ができますね。
ルームシェアの場合は、友人同士の「信頼関係」に頼ることになります。
家賃の滞納、騒音、片付け、その他の迷惑と感じる行為について、甘えずお互いに守っていけるのか?真剣に話し合う必要がありますね。
③生活方針(入居、退去、浪費、節約など)がお互いの経済的影響を受けないこと
例えばシェアメイトのひとりが「来月出ていきたい」と言い出したらどうしますか?
シェアハウスの場合は、住人が入居しても退去しても、他の住人の負担額は変わりません。退去による損失も管理会社が負担するからです。そういった点で、住人同士はお互いに干渉し合わない「自由」があります。
しかし家賃を折半している場合は、残るシェアメイトの負担が増えることになります。この状況だと、出ていく方もツライですね。
お互いが経済的に干渉し合っているという事は、お互いの自由を奪い合うことにも繋がります。
結論:共同生活の大切な要素を管理会社が補っている
いかがでしょうか?
友達と一緒に暮らしたい方は、「友達と一緒にシェアハウスへ入居する」というのもひとつの選択肢だと思います。
どうしても「友達だけでルームシェアしたい方」は、上記3つの要素について、しっかり話し合うのが良いと思います。