このような疑問にお答えします。
この記事の内容
- 迷惑な住人の特徴
- 実際、シェアハウス住人は迷惑な住人が多いのか
- 迷惑な住人と同居しないためのシェアハウスの選び方
書いてる人の自己紹介
シェアハウスアドバイザーの「KOTARO」です。
ボクはフリーWEBデザイナーとして活動しながら、5年間の実体験をもとに、シェアハウスアドバイザーとして「物件の提案」や「住人のサポート」を行っています。
そんなボクが「シェアハウスの迷惑住人」について解説していきます。
迷惑な住人の特徴
「迷惑な住人」とは、一般的に見てマナーが悪い、ルールを守らない、非常識な人のことです。
迷惑な住人の行動を具体的にあげていきます。
- マナーが守れない
- わがままで自分勝手
- 責任を他人へ押し付ける
- 向上心がない
- 言動が暴力的(高圧的な態度をとる)
- あいさつをしない
- 服装がだらしない
- お金の扱いが雑
- 目先の利益しか考えていない
- 声や動作がうるさい
- 時間にルーズ
このような特徴があります。
シェアハウス住人は迷惑な住人が多いの?
では、ここからが本題です。
「シェアハウスには迷惑な住人が多いのか?」について、
結論から言うと、シェアハウスに迷惑な住人は少ないです。
ほとんどの方が、しっかりマナーとルールを守る善良な方です。
しかし一方で、ごく一部「迷惑な住人」が稀に入居してしまうことも事実です。
例え、ほとんどの住人が善良でも、たったひとり迷惑住人がいるだけで、住心地が悪くなってしまいます。
もちろん、ほとんどの管理会社は迷惑住人が入居しないように、入居前に審査を行うことが一般的ですが、かんたんな面接だけで判断できない難しさもあり、後々住人同士のトラブルに発展してしまうケースも多いです。
迷惑な住人がシェアハウスへ入居する理由
なぜ、「迷惑な住人」が一般賃貸ではなく、わざわざシェアハウスへ入居するのでしょうか?
それには理由があります。
国土交通省が出した「シェアハウスに関する市場動向調査結果について」の2015年8月〜9月の調査をもとに、「シェアハウス住人の入居した動機・理由」について、調査結果を見ていきましょう。
- 立地が良いから:28.9%
- 勤務地に近いから:20.1%
- 家賃が安いから:44.1%
- 初期費用(敷金・礼金等)が安いから:10.3%
- 他の居住者とコミュニケーションが図れるから:9.2%
- リビングなどの共用スペースが充実しているから:4.7%
- 集まって暮らす安心感があるから:6%
- 外国語を学びたいから:8.9%
- 物件のコンセプトが気に入ったから:2.7%
- イベントなど楽しそうだったから:1.9%
- 連帯保証人が不要だから:3.1%
- 住民登録が可能だから:1%
- 家賃債務保証会社が不要だから:0.9%
- 緊急連絡先が不要だから:0.4%
- ベッド等、生活に必要な基本的な設備が整って…:3.7%
- 即入居が可能だから:5.4%
- 短期(1年以下)居住を予定していたから:7%
- 不動産屋での手続きが不要だから:1.9%
- 従前住宅から転居せざるを得なくなったから:5.5%
- その他:5.1%
シェアハウスへの入居する目的のダントツ1位は「家賃が安い」です。
「初期費用の安さ」をあげている入居者も多いですね。
物件を選ぶうえで「コスパが良い」ことは、誰にとっても魅力的なものです。
しかしシェアハウスで暮らす目的が「交流」ではなく「コスパ」だとすると、共同生活はガマンの日々になります。
好きな時にキッチンが使えない。お風呂が入れない。共同生活では当然あります。
そのように「ガマン」の連続の共同生活で、お互いに思いやりある住人同士の関係は築きにくいはずです。
思いやりには、お互いの理解、敬意が不可欠です。
そもそも相手に興味が無ければ、同居人と良い関係など築けるはずはありません。
また、家賃が低いということはその分「入居のハードルが下がる」とも言えます。
また、「連帯保証人が不要だから」「住民登録が可能だから」「家賃債務保証会社が不要だから」「従前住宅から転居せざるを得なくなったから」と、なにやら訳アリそうな回答をされている入居者もいます。
つまり、
- 入居のハードルが低いこと
- 目的が「交流」ではなく「節約」のための入居者が多いこと
これら2つが、同居者へのマナーが悪い、迷惑な住人が集まりやすい原因と言えます。
もし、あなたが「節約」だけを目的にシェアハウスで暮らすなら、そのような住人と共同生活を送るリスクは高まります。
迷惑な住人と同居しないためのシェアハウス選び3つのポイント
シェアハウスで暮らすことを「節約のため」「同居人なんてどうでも良い」と割り切っているマナーの悪い住人とは、一緒に生活したくないですよね。
最後に、「迷惑な住人と同居しないためのシェアハウスの選び方」について解説します。
家賃が高めのシェアハウスを選ぶ
シェアハウスで暮らす目的が「節約」だけでは、迷惑な住人が入居してしまうのも必然と言えます。
格安シェアハウスはもちろんNGですが、立地のワンルームの家賃相場と、そのシェアハウスの家賃を比較して、家賃が安く設定されていないか確認しましょう。家賃が相場と同等なら、「コスパ」以外の理由(例えば交流など)が理由の同居人のはずです。
小規模のシェアハウスを選ぶ
大型シェアハウスだと、「住人が多い」ので「迷惑な入居者」と同居するリスクは高まります。
また、大型シェアハウスだと、管理会社側もいち住人の声が届きにくく、「たくさんいる入居者の個々の不満を汲みきれない」ことが多いです。
さらに、小規模シェアハウスの場合、大規模と比べて、「入居者の関係性」が密接になる傾向にあります。
迷惑住人がいれば、あなただけでなく、まわりの住人にとっても「見過ごせない問題」になります。
入居審査が厳しいシェアハウスを選ぶ
仕事や所得などの審査だけでなく、しっかり面接をしてくれるシェアハウスを選ぶことで、迷惑住人が入居するリスクは減ります。「職業」「年収」「経歴」などはもちろんですが、しっかり対面の面接をして入居希望者の「人間性」を見極める管理会社を選ぶのが最善です。
まとめ | なぜシェアハウスを選ぶのか?を見極めて、自分に最適な物件を選ぼう!
シェアハウスは「いろんな経歴の人」が集まる場所です。
他人の価値観の違いを発見するのもシェアハウスで暮らす上での醍醐味ですが、ただ自分勝手な迷惑住人とは一緒に暮らしたくないですよね。
迷惑住人と同居するリスクを減らして、シェアハウス暮らしを満喫しよう!